太る原因を簡単に言うと、摂取カロリーが体が消費カロリーを上回るのが原因です。
基本的に、体が必要としているエネルギー以上にカロリーを摂取してしまうと、その残った分のエネルギーは体脂肪となります。ただし、摂取したエネルギーが脂肪になりやすいのは個人差があるのも事実です。
体が必要としているエネルギー(消費カロリー)が多ければ太りにくく、摂取したエネルギーも体脂肪に変わる可能性も少ないのですが、様々な原因で体が消費するエネルギー(体が必要としているエネルギー)が減少し、太りやすくなります。
消費カロリーが減少する原因
■基礎代謝量の低下
20代をピークに衰える基礎代謝は、身長が高い人や体重の多い人が比例して高くなるものですが、筋肉量によっても比例して高くなります。運動不足によって筋肉量が減ると、太りやすい体になります。また、加齢によっても消費エネルギーが変化するので、基礎代謝量が落ちていきます。
■運動不足
体脂肪が燃焼しやすくなるのは、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が一番効果的ですが、運動不足が続くと体脂肪が溜まり、筋肉も衰えて太りやすくなります。また、運動不足は体内の古い脂肪の新陳代謝が悪くなり、脂肪細胞が変形してセルライトなどの原因にもなります。
■成長ホルモンの減少
幼児期や成長期に、脳下垂体から大量に分泌される成長ホルモンは、主に骨や筋肉などの細胞を成長させる働きがありますが、体脂肪を減少させ、カロリーも消費する作用もあります。その効果は、成長ホルモンが多く分泌される思春期では300kcalほどの消費カロリーと言われています。成長ホルモンは、思春期以降も運動時、食事中、睡眠時に分泌されますが、年齢を重ねるにつれて分泌量が少なくなるので、加齢によって痩せにくくなります。
■細胞のエネルギー生成不足
若い時期は、細胞のエネルギー代謝が活発ですが、年齢を重ねるとエネルギーを作り出す機能が衰えて太りやすくなります。若い時期は太りにくく、年齢を重ねると太りやすくなるのもこのためです。
■ストレスが原因
ストレスは体の全機能を低下させて代謝を悪くします。また、体脂肪を減少させる効果がある成長ホルモンの分泌や、細胞のエネルギー生成に関わるミトコンドリアの活動も低下し、太りやすい体になります。ダイエットをする際には、ストレスを溜めないことを心がけて下さい。