身体に必要な五大栄養素

人の体が正常に活動できるために必ず必要な栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つあり、それらは五大栄養素と呼ばれています。

炭水化物 1gあたりのエネルギー値が4kcal
炭水化物とは、全摂取エネルギーの約60%を占める重要なエネルギー源で、消化酵素により消化される糖質と、消化されない繊維(食物繊維)に分けられます。糖質には、単糖類、二糖類など甘味料として摂取されるものと、穀物に含まれるデンプンのような多糖類があります。脳の栄養源はブドウ糖だけしかないので、炭水化物を抜いたダイエットは脳機能を低下してしまい、極端に炭水化物を抜いたダイエットを続けていると、痴呆、ボケ、脳細胞の減少などの悪影響が出ます。

たんぱく質 1gあたりのエネルギー値が4kcal
たんぱく質は、身体を構成する成分として不可欠な栄養素で、皮膚・筋肉などの全細胞、酵素、ホルモン抗体、核酸(DNA)などもたんぱく質から出来ています。食事制限などで不足すると、筋肉が作られなくなるので、基礎代謝が落ち、また新しい細胞が作られなくなるので肌荒れを起こしたりします。タンパク質の場合は、ダイエット中でも必ず十分に摂取することがポイントです。

脂質 1gあたりのエネルギー値が9kcal
脂質は、エネルギー貯蔵に優れる栄養素で、体内では脂肪となって体温維持、エネルギーの貯蔵、ホルモンバランスの調節、脂溶性ビタミンの吸収を良くするなどの役割があります。脂質は身体にとって不可欠な存在ですが、摂取量が多すぎると直接肥満につながり、血管での血液の流れが悪くなったり、成人病、生活習慣病、内臓型肥満と言われるメタボリックシンドロームをまねきます。

ビタミン
ビタミンとは、身体の発育や活動を正常に機能させるために体内に微量必要とする重要な有機化合物で、現在では13種類が知られており、油に溶ける「脂溶性ビタミン」と、水に溶ける「水溶性ビタミン」に分けられます。ビタミンには、体内の脂質や糖質、たんぱく質の代謝に関与しているものが多くあり、ダイエットによる食事制限でビタミンが不足すると、代謝が落ちて痩せにくい身体になります。

ミネラル(無機質)
ミネラルとは、人体を構成する元素が酸素、炭素、水素、窒素が全体の約96%を占めているのですが、それ以外の元素を総称してミネラル(無機質)といいます。ミネラルは、約40種類存在していて、人体における無機質の含量は微量ですが、それぞれのミネラルは重量な役割を担っています。このミネラルは、人にとっては不可欠な存在ですが、体内で合成することができないので、ダイエット中でも不足しないように注意する必要があります。