発芽玄米とは、玄米を1〜3日ほど水に浸し、胚芽部分が1mmほど発芽したもので、発芽させる玄米は必ず無農薬ですし、古米は一切使いません。
発芽した玄米は、眠っていた玄米の酵素が起きて活発になり、特にアミノ酸が増加します。玄米に含まれるフィチン酸というミネラルの吸収を阻害する成分が、発芽玄米になるとその成分が変化するので、ミネラルの吸収も問題ありません。
また、玄米に比べて炊きやすくて、味もおいしいので、無理なく続けられ、日本人が主食とする白米の変わりに発芽玄米を利用するダイエット法です。ですが、いくら発芽玄米だからといって食べ過ぎてしまえば太ってしまいますので、今までの白米などの主食の代わりにしましょう。
発芽玄米ダイエットの効果は?
■食物繊維が豊富で便秘解消効果
発芽玄米には、食物繊維が白米の3〜4倍(約3g)含まれています。食物繊維は、腸を刺激して蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にする、水分を保持して便の量を増やす、などの効果があり、便秘を解消してくれる栄養素です。便秘が解消されれば、体内の老廃物がスムーズに排出されるので代謝が良くなって、痩せやすい体になります。
■血糖値の急激な上昇を抑えて脂肪になりにくい
血糖値の急激な上昇は、インシュリンというホルモンを大量に分泌させ、体脂肪として体に蓄えてしまい、また、インシュリンには脂肪分解を抑制する作用があるので、痩せにくい体にしてしまいます。
白米やパン、うどんなどの麺類と違って、発芽玄米には食物繊維が多いため、摂取後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
以下の表は、炭水化物による血糖値の上がり具合を数字に表した「GI値」というものです。
| 食品名 | GI値 |
|---|---|
| 白米 | 88 |
| 玄米 | 55 |
| 発芽玄米 | 54 |
| 白パン | 70 |
| 全粒粉パン | 50 |
| フランスパン | 95 |
| スバゲッティ | 41 |
| 全粒粉スパゲッティ | 37 |
| そば | 59 |
| コーンフレーク | 84 |
白米の88に比べて、玄米の55や発芽玄米の54というGI値が格段に少ないのがわかると思います。主食を白米より、玄米や発芽玄米に変えるだけで、血糖値の上昇を抑えて脂肪になりにくい体になるというわけです。これが、TVや雑誌でも有名な低インシュリンダイエット法です。
■発芽玄米は腹持ちがいい
発芽玄米は、食物繊維が多いので胃の中に長く留まり、腹持ちが良くなります。さらに発芽玄米は、白米に比べて硬いので、噛みごたえがあり、噛む回数が増えるので、脳の満腹中枢が刺激されて、食べすぎを抑えてくれます。
■ストレス抑制効果
発芽玄米にはギャバというストレスを抑制してくれる成分が含まれており、その量は白米の10倍、玄米の3倍もの含有量があります。ギャバはアミノ酸の一種で、脳の神経伝達物質として働き、脳の緊張を緩和し、精神状態を安定される効果があるとされています。
ダイエットには我満が必要になるため、どうしてもイライラやストレスが溜まりやすいので、発芽玄米でストレスによる過食を抑えることができるかもしれません。