【キノコ類カロリー一覧表】きのこ類の糖質・たんぱく質・脂質の含有量

キノコ類の画像 キノコは、胞子で構成される植物の総称をいいます。キノコの種類は8万種類ほどが確認されていますが、そのうち食用とされるのは100~200種類程度です。

日本では、「しいたけ」「えのきだけ」「しめじ」「まつたけ」などがよく食されています。キノコには「エルゴステロール」という成分が含まれており、日光(紫外線)に当たることでビタミンDに変化します。

ビタミンDはカルシウムの吸収を高める作用があり、カルシウムが不足している人は、天日干ししたシイタケなどを摂取することが理想的だといわれています。

キノコ類のエネルギーと三大栄養素一覧

キノコ類のカロリー一覧(可食部100gあたり)
食品名 カロリー 炭水化物 たんぱく質 脂質
えのき 23kcal 7.5g 2.8g 0.3g
きくらげ[乾燥] 168kcal 71.2g 8.0g 2.2g
椎茸(しいたけ) 19kcal 5.0g 3.1g 0.5g
しめじ 19kcal 5.1g 2.8g 0.2g
なめこ 16kcal 5.3g 1.8g 0.3g
マッシュルーム 12kcal 2.2g 3.0g 0.4g
まいたけ 22kcal 2.2g 3.1g 0.3g
まつたけ 24kcal 8.3g 2.1g 0.7g

しいたけ、しめじ、えのきだけの栄養価

日本で消費量の多いキノコ類は、「しいたけ」「しめじ」「えのき」などです。これらのビタミン、ミネラル、食物繊維などの量を詳しく見ていきましょう。

生しいたけの栄養価

シイタケとして販売されているものは、大きく分けて「生しいたけ」と、「干ししいたけ」があり、ビタミンB1やビタミンB2、食物繊維を多く含みます。ガンを抑制する作用があり、健康食品として注目されています。エルゴステロールの影響で、天日干しのしいたけは特にビタミンDが多くなります。ここでは生しいたけの栄養価を取り上げます。

生しいたけのビタミン、ミネラル、食物繊維量
ビタミンA 0 ビタミンB1 0.1mg
ビタミンB2 0.19mg ビタミンB6 0.12mg
ビタミンB12 ナイアシン 3.9mg
パントテン酸 1.1mg 葉酸 45μg
ビオチン 10.2μg ビタミンC 10mg
ビタミンD 22.5μg ビタミンE 0
ビタミンK カルシウム 3.1mg
リン 72mg マグネシウム 15mg
カリウム 302mg ナトリウム 2.1mg
0.3mg 亜鉛 0.41mg
マンガン
クロム 食物繊維 3.5g

しめじの栄養価

しめじも、椎茸とともに日本人の消費量が多いキノコです。煮物や味噌汁、きのこご飯などに使用されています。市場に出回るのは自生するものは少なく、栽培されるものがほとんどです。

しめじのビタミン、ミネラル、食物繊維量
ビタミンA 0 ビタミンB1 0.16mg
ビタミンB2 0.16mg ビタミンB6 0.08mg
ビタミンB12 ナイアシン 9mg
パントテン酸 1.6mg 葉酸 38μg
ビオチン 9.9μg ビタミンC 7mg
ビタミンD 4μg ビタミンE 0
ビタミンK カルシウム 1mg
リン 100mg マグネシウム 9mg
カリウム 300mg ナトリウム 9mg
0.4mg 亜鉛 0.8mg
マンガン
クロム 食物繊維 3.7g

えのきの栄養価

えのきは、一つ一つが細くて白く、束になった若干ぬめりがあるキノコです。ぬめりがあることから「なめたけ」ともいわれます。主に味噌汁や鍋物などに使われています。市場に出回るものは栽培されたものがほどんどです。

えのきのビタミン、ミネラル、食物繊維量
ビタミンA 0 ビタミンB1 0.24mg
ビタミンB2 0.17mg ビタミンB6 0.1mg
ビタミンB12 ナイアシン 6.2mg
パントテン酸 1.4mg 葉酸 67μg
ビオチン 10.2μg ビタミンC 1mg
ビタミンD 0.92μg ビタミンE 0
ビタミンK カルシウム 0
リン 110mg マグネシウム 13.5mg
カリウム 300mg ナトリウム 2mg
1.1mg 亜鉛 0.64mg
マンガン
クロム 食物繊維 3.9g
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